タートルネックのお直し

タートルネックでの襟の修理問い合わせで、よくある質問をまとめました。
タートルネック 襟の絵
金額などのお問い合わせは、メール見積りをご利用ください。
襟のデザインが判る全体の画像、襟の編み目のアップがモノサシと一緒に写っている画像、何に困っていてどう改善したいかを書いて送ってください。すべてのお直しができるわけではありませんが、まずお客様がしたことに合わせてお答えします。

(下の方に説明用の画像があります)

1)襟がきつい

  → きつい所によって対応が変わります。原因ごとにお答えしますので、どこがきついか教えてください。
   幅を広くすることはできません。きつさを解決したい場合、幅を広くしなくても、解決できます。
   まれに、編地の目数が少なすぎて、きついことがあります。それは改善できません。
   ふちを解いて、とめ直し 8,800円~
   縫い目を解く      2,200円~
   本体リンキングとめ直し 8,800円~(後ろだけでいい場合、半額)

2)デザインをVやUにして

  → ハサミでチョキチョキ切って、形を作ります。洋裁の方法でお直しします。
   町の洋服のお直し屋さんでもできるお店はあります。その方が安くて速いことがあります。
   繁忙期は対応できません。
   ゴム編みのリブをつけ直すことはできません。幅が足りないからです。
   襟をテープでデザイン変更 6,600円~

3)タートルの襟が長い

  → 襟丈詰めの方法でお直しします。
   手直しとミシン直しがあります。手直しはデザインをそのまま残します。一目ずつ作業をするので、編み目が細かいとお値段も高くなります。
   ミシン直しは二重になります。少し首の伸びが悪くなります。縫い目はリンキングに重ねるので目立ちません。
   襟丈つめ 手直し 8,800円~
   襟丈詰め ミシン シングルステッチ直し 4,400円~

4)襟の折り返しが擦り切れている

  → 擦り切れている所を数センチ中抜きして短くしてお直しします。一目ずつ作業をするので、編み目が細かいとお値段も高くなります。
   襟中抜き 手直し 11,000円~


1)襟がきつい
2)デザインをVやUにして
襟がきつい VやUにして


3)タートルの襟が長い
4)襟の折り返しが擦り切れている
襟が長い 襟が擦り切れ

【よくある誤解・・・】
セーターはたいていの場合、襟と本体との境目をリンキングと言われる手法で編みとめてあります。鎖編みや引き抜き編みに近い目です。一見すると、ミシンのように見えます。なので、ミシンでがーと縫って直せないかと相談される事があります。しかし、実際は一目一目の、編み目を追っていく作業です。

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