ニットのアイロンのかけ方
私の独学と、経験上での説明です。
・セーターにアイロンをかける時には、必ずスチームで。
・温度設定は中が無難です。スチームが長持ちしつつ、熱が服に届くので。
・熱での変質が心配な服は、スチームを離して使うと、服に当たる熱が下がります。その分スチームの効果は下がります。
・反対に熱に強い素材の場合は近づけることで、スチームの効果がよく届き早く仕上げることができます。
ちなみに、獣毛(動物の毛)は繊維の毛がぼさぼさしているのでキューティクルが絡みやすいです。毛玉やフェルト化するのはそのためです。
化繊は繊維の毛が綺麗に揃っていて、キューティクルが絡みません。毛玉やフェルト化がないのはそのためです。ほとんどアイロンをかけることはないはずです。
シルクはキューティクルが揃っています。石油から化繊(化学繊維)を作る前に、キューティクルが揃った繊維が取れたので高級品になったんだと思います。